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『葉酸』を効率的に摂るには?~妊活サプリメントについてのあれこれ2

2018.10.11 研究結果

桜十字渋谷バースクリニック培養部です。

前回『葉酸』とは何か?なぜ『葉酸』が必要なのか?についてご紹介させていただきました(こちら)。

『葉酸』は「妊娠しやすくなる栄養素」ではなく「赤ちゃんのための栄養素」であることはご理解いただけたかと思います。
『葉酸』は、母体や胎児に良い影響を与えることはあっても、悪影響を及ぼすことはほとんど無いと考えられていますので積極的に摂取していきたい栄養素でもあります。

効果的な葉酸の摂取

では、どのように『葉酸』を摂取していけば良いのでしょうか??
一日に必要な摂取量は、

成人女性で240μg

妊婦さんでは通常の倍の480μg

妊活中女性ではさらに多く640μg

の摂取が推奨されています。

 

『葉酸』を多く含む食品を以下の表にまとめました。

葉酸を多く含む食品一覧

表を見てお分かりいただける通り、妊活中の女性が摂取するべき推奨量を食事のみで摂取することは容易ではありません。また『葉酸』は、“水溶性のビタミン”で水に溶けやすく熱に弱いと言った性質を持っています。そのため、上記の成分表に従って頑張って食事を摂っても、実際の摂取量は大幅に低減されてしまいます。

厚生労働省の調査によると、日本人女性の多くが、ビタミン・ミネラルの推奨摂取量を満たしておらず、1日の野菜摂取目標量350gを摂取できているのは、日本人女性全体で約17%ほどであると報告されています。
(※平成28年 厚生労働省 国民健康・栄養調査より)

そこで有用なのが『サプリメントで付加的に摂取すること』です。
あくまでも、栄養バランスのとれた食事を摂ることが大前提ですが、摂取が難しく不足しがちな『葉酸』をサプリメントなどで付加的に摂取することは、国としても推奨しています。

健康的で栄養バランスのとれた食事に加えて、『葉酸』のみならず、不足しがちな栄養素をサプリメントなどでしっかりと補うことを“習慣づける“ことが、妊活に限らず、健康的な身体づくりへの第一歩につながるのかもしれませんね。

 


レバーとビタミンA過剰症の注意

上記の表を見ると、レバーには特に葉酸が多く含まれているのがわかるかと思いますが、レバーには『ビタミンA』も非常に多く含まれています。
『ビタミンA』も身体には必要な栄養素の一つですが、『ビタミンA』は“脂溶性のビタミン”であるため体内に蓄積されやすく、過剰に摂り過ぎるとビタミンA過剰症となってしまいます。
ビタミンA過剰症になると、頭痛や吐き気、肝脾腫大、関節痛などが引き起こされ、妊娠中では胎児にも悪影響であると報告されています。
またレバーの生食での提供・販売は、食中毒などの原因になるため食品衛生法によって禁じられています。
レバーを食べる時は必ず加熱し、過度の摂取にはくれぐれも注意してください。

※当院でも葉酸を含むサプリメントを扱っております。ご希望やご相談がございましたら来院時にスタッフまでお申し付けください。