2020年 ”風疹ゼロ”プロジェクトが進められています
公開:2020.01.31 最終更新:2020.11.17
お知らせ
こんにちは
桜十字ウィメンズクリニック渋谷院長の井上です。
日本産婦人科医会から先天性風疹症候群児の出生をゼロにし、風疹の完全抑制を目標とした活動が進められています。
2020年2月4日“風疹の日” 宣言
■30~50代の男性に強く訴えます
あなたがかかった風疹が職場,家庭で妊婦に感染させる危険性を自覚してください
(あなた方の世代に風疹患者が特に多く発症しています)
■風疹抗体検査・第5期風疹定期接種のクーポン券を受け取ったすべての方へ
風疹をゼロにするために検査を受けてください
また職場等で周囲の方が検査を受けられるよう配慮してください
■風疹抗体検査,予防接種(MRワクチン)が特にこの世代に実施されるよう皆さんの行動を求めます
現在、40-50代の男性(*)へ風疹抗体検査の無料クーポン券が送付されていますが実施率はおおよそ15%に過ぎず、少数の方しか検査を受けていないということです。
一人でも多くの方が風疹の抗体検査をうけて、風疹抗体の不足している方は予防接種【麻しん―風しんワクチン=MRワクチン:これも国の負担で受けられます】を受けてください。
- わが国でまた風疹が流行しています。
妊娠20週頃まで(主に妊娠初期)に風疹ウイルスに感染すると胎児が先天性風疹症候群になるおそれが生じます。 - 風疹が流行している地域への海外渡航は風疹ウイルスに感染するリスクがあります。
渡航の際は事前にMRワクチンを接種するなど万全の風疹予防対策をとってください。また帰国後に発症して周囲に風疹を感染させることがないように十分、注意してください。
とのことでした。
当院受診されている方の中にも、対象となる方が多いと思われます。よろしくお願いいたします。