Staff Blog

体外受精IVFの通院スケジュール②(胚移植から妊娠判定までのモデルケース)

2020.01.10 検査・治療法

こんにちは、桜十字渋谷バースクリニックの看護部です。

当院の体外受精(IVF)の通院スケジュールについて2回に分けて説明させていただいておりました。2回目となる今回は、胚移植周期から妊娠判定の通院の流れです。

当院の胚移植は体外受精後3~5日目の胚を移植する方法(新鮮胚移植)と、体外授精後に胚を凍結・融解し移植する方法(凍結胚移植)を行っています。

さらに、凍結胚移植では、排卵後に胚移植を行う方法(自然周期)とエストロゲン・プロゲステロン製剤を投与して胚移植を行う方法(ホルモン補充周期)を行っています。

新鮮胚と凍結胚のどちらの時期の胚を移植するか、また、自然周期とするか、ホルモン補充周期とするかは、患者さまの採卵後の卵巣の状態やライフスタイル、お気持ちを伺いながら提案させていただきます。

通院の度にホルモン値の測定が必要となりますので、採血をさせていただきます。採血の結果が出揃うまでに1時間程度は時間がかかってしまいますので、その間は外出をしていただくことも可能です。また、患者さまが出勤前にご来院していただき、採血のみを行い、午後に診察(超音波)を行うことで、所要時間を減らしていただくことも可能です。

 

「胚移植周期は何回通えばいいの?」、「また注射の日々なの?」、「胚移植は痛いのかな?」などモヤモヤをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。胚移植周期は基本的に注射薬はなく、貼り薬、内服薬、膣剤を使用します。移植の際もほとんど痛みは伴いません。

では、ホルモン補充周期の具体的な通院のスケジュールのモデルケースは(ご参考までに)…

  • 初回は月経の3日目以内にご来院いただき、採血と超音波で子宮と卵巣の状態を確認し、自然周期かホルモン補充周期かの選択を決定します。(所要時間約1時間)
  • 2回目のご来院は月経16日目頃です。採血と超音波で子宮内膜と卵巣の状態を確認し、胚移植日と移植する胚を決定します。(所要時間約1時間)
  • 3回目のご来院は月経22日目頃で、胚移植となります。(午後に行い、所要時間は20分程度)
  • 4回目のご来院は胚移植後約10日目頃で、妊娠判定を行います。妊娠判定は、採血で行います。(所要時間約1時間)

※2回目のご来院の際、出勤前に採血をなさった場合、午後の診察(超音波)の所要時間は30分程度です。

そのため、お昼休みを使用してご来院いただいている方もいらっしゃいます。

※自然周期の場合は、胚移植前の受診が1回多くなります。

 

当院では、院長はじめスタッフ全員で、患者さまお一人おひとりのさまざまなライフスタイルにできる限り添えるよう、サポートさせていただきたいと考えております。いつでも遠慮なくご相談ください。