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不妊について知ろう!【第21回 原因不明因子-機能性不妊-】

2019.11.15 基礎知識

桜十字渋谷バースクリニック、培養部です。

 

不妊治療をスタートする時に行なったさまざまな検査で、夫婦ともに問題がなく、タイミング指導から人工授精までの治療を行なってもなかなか妊娠に至らない場合を機能性不妊と定義づけます。簡単に言いかえれば原因不明の不妊のことです。

機能性不妊と診断されるのは、全体の10~15パーセント程度です。

つまり、10人に1人は不妊の原因がわからないまま治療を進めているということになります。

不妊の原因が検査で明らかになった場合は、その原因さえ治療で対処すれば妊娠の可能性は高まります。

原因がわからないとどうすればいいかわからないと考える人も多いでしょう。

しかし、考え方をかえてみると原因がわからないということは身体に異常がなく、いつ妊娠してもおかしくないということでもあります。

体外受精にステップアップする時期に関しては、患者様の不妊治療歴および年齢によって早くなる場合もあります。特に40歳以上の場合は状況によっては初めから体外受精となることもあります。近年、不妊の原因が患者様の年齢によることが圧倒的に多い状況ですので、より成功率の高い治療への早期のステップアップは重要です。

悲観的にならず、検査で異常がなかったから問題なく妊娠できるというようにポジティブに考えましょう。