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風しんの抗体検査・予防接種はお済ですか?

2019.05.31 検査・治療法

桜十字渋谷バースクリニックです。

昨年から全国的に風しんの流行が伝えられており、2018年7月下旬から、関東地方を中心に風しんの患者数が大幅に増えています。厚生労働省では、今後、全国的に感染が拡大する可能性があるとして注意を呼び掛けています。

また、国立感染症研究所が発表した「風疹流行に関する緊急情報」によれば、2018年は2,917人(2017年は年間93人)の風しん患者報告がありました。2019年第12週までの報告数は1,033人です。

 

風しんは、感染者の飛まつ(唾液のしぶき)などによって他の人にうつる、感染力が強い感染症です。
妊娠早期の妊婦が風しんに感染すると、出生児が先天性風しん症候群(眼や耳、心臓に障害が出ること)になる可能性があります。将来、赤ちゃんを迎える予定の人は、自身の風しん抗体の保有状況を確認し、十分な抗体がない場合には、予防接種を受けることをお勧めいたします。

大人になって感染すると無症状~軽症のことが多いですが、まれに重篤な合併症を併発することがあります。また、無症状でも他人に風しんをうつすことがあるので、感染を拡大させないためには、社会全体が免疫を持つこと(=抗体保有率が高いこと)が重要です。

当院は国(厚生労働省)が進める「風しんの追加的対策(第5期定期接種)」と、渋谷区の「風しん抗体検査・麻しん風しん予防接種」の指定医療機関です。

以下の条件を満たす方は無料で抗体検査と、抗体検査結果に応じてワクチンの予防接種を受けていただくことが可能です。

 

◆風しんの追加的対策(厚生労働省)

  • 昭和 37 年4月2日から昭和 54 年4月1日までの間に生まれた男性
  • 検査日現在、住民票のある市区町村とクーポン券に記載されている市区町村が同一である
  • 風しんの既往歴(検査で確定診断を受けた)がない
  • 平成26年(2014年)4月1日以降に風しんの抗体検査を受けたことがない
  • 今までに風しんワクチン又は麻しん・風しん混合(MR)ワクチン又は麻しん・風しん・おたふくかぜ(MMR)ワクチンをあわせて1回以上接種したことがない

 

◆風しんの抗体検査・麻しん風しんの予防接種(渋谷区)

  • 検査日現在、渋谷区に住民登録がある
  • 妊娠予定または希望している19歳以上の者である(女性)
  • 妊娠を予定または希望している女性の同居者である(同居者)
  • 妊婦の同居者である
  • 風しんの既往歴(検査で確定診断を受けた)がない
  • 風しんの予防接種歴がない
  • 過去に抗体検査をしたことがない

 

詳しくはそれぞれのウェブサイトからご確認ください。

厚生労働省 風しんの追加的対策(第5期定期接種)

渋谷区 風しん抗体検査・麻しん風しん予防接種事業

 

ワクチンを確保する必要があるため、必ず電話にてご予約のうえ、検査当日は現住所と年齢が確認できるもの(保険証に加えて運転免許証かマイナンバーカード等)と、風しんの追加的対策の対象者に配布されたクーポン券を忘れずご持参ください。